『コーヒー2050年問題』について
UCCさんのサイトに掲載されたものですが、少し紹介します。
詳しくはサイトでご覧くださいませ。
https://mystyle.ucc.co.jp/magazine/a_30989/
コーヒーは世界中で愛されている嗜好品ですが「2050年には今ほど容易には飲めなくなってしまうかもしれない」と言われています。
その理由は何か、どういうことが起きているのか?
それは、コーヒーを飲む全ての人が知っておきたい課題です。
「コーヒーの2050年問題」を知っていますか?
世界全体のコーヒー生産量のうち、約60%は「アラビカ種」という品種が占めています。
そして良質なアラビカ種の多くは、標高の高い山で寒暖差の影響を受けながら育ちます。農作物なので、当然のことながらその年の気候や環境の変化によって収穫量が左右されるわけですが、地球温暖化が進むことで、そもそもコーヒーを栽培できる土地自体がどんどん少なくなっていると言われています。
「コーヒーを代表する種であるアラビカ種のコーヒー栽培に適した土地が、地球の温暖化などによって 2050年までに半減してしまうだろう」という予測のこと、これが「コーヒーの2050年問題」です。
2050年がそう遠い未来ではないことを思うと、コーヒーにとってたいへんな危機的状況であると言えます。これは、コーヒーを愛飲している人にとって、驚きの、そして非常に心配な現実です。
脆弱な小規模農家が直面していること
地球温暖化が引き起こす環境問題だけでなく、コーヒー産業には人の問題、つまりコーヒー農家が直面している問題もあります。
世界のコーヒーの約80%は小規模のコーヒー農家によって生産されていますが、コーヒー生産地の多くは経済基盤が不安定な国にあります。小規模農家の大半は、気候や価格変動の影響を受けやすく、それを乗り越える経済的余裕がありません。生産性を維持し、コーヒーの木を効果的に改修できる農家は、わずか5%といわれています。数多くの問題に直面し、生計が立てられなくなってコーヒー栽培をやめてしまう小規模農家が増えた結果、コーヒーの収穫量に影響を与える可能性があるという点も、コーヒーが抱えている大きな問題のひとつなのです。
「コーヒーの課題を語ろう」UCCのアクション
「いつでも、どこでも、一人でも多くの人においしいコーヒーを届けたい」、UCCはそんな創業の精神を大切にし、コーヒーと真摯に向き合い続けてきました。コーヒーが直面している課題についても、一人でも多くの方に知っていただくために、さまざまな活動を展開しています。
さあ一緒に、コーヒーの課題を語ろう!
おいしいコーヒーが、近い将来、手に入りにくくなり、容易には飲めなくなるかもしれない。でもその現実を、より多くの人に知ってもらうことが、未来のコーヒーを守る第一歩につながります。
この「コーヒーの課題」を読んで感じたことを、ぜひあなたの身近な人と語り合ってみてください。
コーヒーという農作物が抱える問題、コーヒー生産国で起きているさまざまな課題について知り、その「気づき」を共有してみる。その小さな行動の積み重ねが、コーヒーの未来を守る大きな力になるかもしれません。
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投稿を表示勉強になります。
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投稿を表示なんとなく”2050年問題””コーヒーが今ほど手軽に飲めなくなる”など耳に入ってはいましたが、
「ふ~ん」で終わらせることなく、関心を持ってちゃんと”知る”ことも大事なことだと改めて感じました。コーヒーを選ぶとき買うとき、気を付けたいです👀✨
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投稿を表示25年後のことですよね。
コーヒーが飲めなくなる。
まず温暖化をどうにかしないといけないのではないでしょうか。
でも、それ以外にも問題点があるのですねー
じっくり読んでみます🎵