調査依頼

2025/09/27 10:20

解決済み グアテマラのコーヒーの特徴

グァテマラのコーヒーは火山性土壌により、グァテマラのコーヒーの特徴を産み出すといわれますが、グァテマラのウエウエテナンゴ地区は、非火山性地帯であり、火山性土壌ではないのですか?
調べると、土壌は石灰石となっていました。火山性土壌の恩恵はないのですか?

ベストアンサー

UCC_R&Dはんざわ
2025/09/28 15:15

ご質問ありがとうございます。
グアテマラの産地では代表的な8地域がありますが、そのうちウエウエテナンゴ、コパン、ニューオリエンテなどは非火山性の土壌とされています。ご質問の通り、ウエウエテナンゴは火山性土壌ではないということになります。
もう一つのご質問の、火山性土壌の恩恵がないのか、については成分組成などを調べた論文があったので確認しましたが(※)、火山性土壌の地域と非火山性土壌地域のコーヒーにはっきりとした共通の違いとしてあらわれるものは無さそうです。しかしながら、産地の標高や作付け品種の違いなどもあるので”火山性土壌の恩恵”としてはっきりと現れるものが見られない、という可能性もあります。
このようなことがはっきりと解明されるためには今後より詳細な分析が必要かもしれません。

(※)Alternative use of coffee beans and leaves from seven regions of Guatemala for its antioxidant activity and chemical composition;Caceres,2020


espresso
2025/09/28 17:44

返信ありがとうございます。
ウエウエテナンゴなどは、非火山性土壌とされていますが、石灰岩山で土壌は石灰石=炭酸カルシウム土壌となっている資料もみたことがあるのですが、それによってミネラル成分が含まれた土壌でコーヒーの生育にいい影響を与えることは、あるのでしょうか。
あとウエウエテナンゴは炭酸カルシウム土壌と火山性土壌が混在されているという資料もみたことがあるのてすが、混在していることもあるのでしょうか?

UCC_R&Dはんざわ
2025/09/30 12:29

※すみません、昨日回答させていただいたのですが返信が反映されずに消えていました。

>石灰質土壌のミネラルについて
 ご記載の通りに、石灰質土壌のミネラル分は一般的にカルシウムが豊富です。また通常植物の生育を助けるとされるミネラル分は、窒素やリン、カリウムなどで、火山灰質土壌の場合はこれらが豊富に含まれることが多く、植物の生育に良いと考えられます。
 では、石灰質土壌のウエウエテナンゴ地域が栽培に向いていないかということではなく、コーヒーの栽培においては土壌のミネラル分以外にも日照時間や風雨の状況、水はけの良し悪し等の影響もありますので、あくまで土壌だけの影響でなく、様々な要因でコーヒーの品質が決定されるというようにご理解いただければと思います。

>ウエウエテナンゴの土壌について
 申し訳ございませんが、私の方で簡単に調査もしてみましたがウエウエテナンゴ地域で複数の土壌が混在しているとされる正確な一次情報は得られませんでした。
 なのではっきりとした回答は論じかねますが。生産地域に関しては明確に土壌の違いで線引きしているわけではなく、隣接する地域では火山灰質の土壌のところもありますので、そこに近いところではウエウエテナンゴ地域でも隣接地域と同様に火山灰質の土壌である可能性はあるかもしれません。