ご質問ありがとうございます。
グアテマラの産地では代表的な8地域がありますが、そのうちウエウエテナンゴ、コパン、ニューオリエンテなどは非火山性の土壌とされています。ご質問の通り、ウエウエテナンゴは火山性土壌ではないということになります。
もう一つのご質問の、火山性土壌の恩恵がないのか、については成分組成などを調べた論文があったので確認しましたが(※)、火山性土壌の地域と非火山性土壌地域のコーヒーにはっきりとした共通の違いとしてあらわれるものは無さそうです。しかしながら、産地の標高や作付け品種の違いなどもあるので”火山性土壌の恩恵”としてはっきりと現れるものが見られない、という可能性もあります。
このようなことがはっきりと解明されるためには今後より詳細な分析が必要かもしれません。
(※)Alternative use of coffee beans and leaves from seven regions of Guatemala for its antioxidant activity and chemical composition;Caceres,2020