UCCラボ

調査依頼

2025/02/05 19:49

解決済み フードペアリングって?

よくコーヒーと合う菓子類が紹介されています。
これにイチャモンをつける気は毛頭ございませんが、
コーヒーのせっかくの味を殺していませんか?
合うっていうのはコーヒーの味と融合した別の味のことを指すのでしょうか?
自分は濃いめのチョコとよく飲みますが、コーヒーが別の味に変化するのが、もったいない⁉と思ってしまうのですが、変ですか⁇
チョコは噛んだ後に喉まで通してから、コーヒーを味わう様になるんです。そうするとコーヒー、チョコ、双方の味は変化しませんから…

ベストアンサー

パオ
2025/02/06 19:04

マリアージュ=一緒に口に含む、では必ずしもないし、
コーヒーに合う=一緒に口に含む、では必ずしもないと思います。

我々日本人は「口内調味」の文化のため、「アレアレとコレコレが合う」と聞くと、一緒に口に頬張る姿を思い浮かべがちかもですが、
そのような文化が希薄なフランスでの、例えばワインのマリアージュは、
一般的に、料理とワインを一緒に口に入れてモグモグすることを表現しているわけではありません。
まず完成品である料理を味わい、それを飲み込む直前や飲み込んだ後にワインを口に含み、料理の「余韻」とワインの「風味」を重ね合わせ、より美味しく感じる、のがマリアージュだと思います。

ですので、コーヒーのマリアージュ・ペアリングを紹介してくれている方々も、
同時に口に入れることに限定して言っているわけではなく、飲み込んだ後の「お供」の意味も含めて言っているんじゃないかな〜と思います。
(ちなみに、マリアージュ・ペアリングもほぼ同じ意味に使われていて、
細かく言えば、マリアージュは「組み合わせて美味しい状態」、ペアリングは「組み合わせる行為」のことかな、と)



もちろん、せっかく「口内調味」の文化を私たちは持っているのですから、
一緒に口に入れて美味しくなるコーヒーの組み合わせもウェルカム!!と思います。


coffee
2025/02/06 19:26

ありがとうございます。
モヤモヤしていたものが抜けて行きました。
必ずしも口内調和ではない‼つまり、単体で口に含んだとしても、合うと言って、いいんですね。
安心しました。口内調和で美味しいと言う感覚がなかったものですから、フードペアリングに、苦手意識を持ってましたので…
パオさん、大変、参考になりました。
ありがとうございました。

2 件の回答 (新着順)
かおりんご
2025/02/06 12:28

変じゃないですよ! 嗜好はそれぞれですからね!
私は、チョコとコーヒーが口の中で混じり合った味(コーヒー単体やチョコ単体とは別の味)が、美味しい!と思うので、よくやっています。
改めて考えてみたら、チョコやチーズケーキは混じり合った味を楽しんでいますが、クッキーやショートケーキはやらないかも(→喉を通してからコーヒーを飲む)。
口の中で混じり合わなくても、水でゆすがなければ、余韻は残っていますし、香りや食感なども含めてのマリアージュではないでしょうか? 


coffee
2025/02/06 13:47

確かに味覚は、人それぞれであり、マリアージュもペアリングも自由です。
自分の中で何かが引っ掛かっており、納得できずにいます。
お供にするのは好きですが、マリアージュはできないでいます。
だから、これとこれがコーヒーに合うと、人には、薦められずにいるのが現状です。
お供にするのが、果たしてペアリングなのか?疑問が解消できないのです。
お供とペアリングは別の意味合いではないか?そんな気がしてならないのです。
かおりんごさんの理屈は理解しておりますが、喉元に引っ掛かっているのが、
何なのか?判明しないと、喉元を通らない気がしています。
ご回答ありがとうございました。

たつたん
2025/02/06 12:16

こんにちはcoffeeさん。
私個人の考えとして、食の好みは人それぞれですので、それぞれ単体の味わいがお好みなら単体毎に堪能され、ペアリングをしなくて良いと思います。

以下はフードペアリング/コーヒーマリアージュの理論や解説ページです。ご参考まで。

UCCの「コーヒーマリアージュ」に関する解説にあるフードペアリング/コーヒーマリアージュの考え方は二つ。

【マリアージュの考え方❶】互いを補うものを合わせる

【マリアージュの考え方❷】人間の条件反射・錯覚を利用する

焙煎やコーヒーの淹れ方、濃淡とその種類に合うフードが解説されています。

https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/goodcofee_knowledge_05_.html

ロッテの、チョコレートの種類毎に相性が良いコーヒーの産地や品種に関する記事です。

https://lotte-shop.jp/img/event/coffee/index10.html


coffee
2025/02/06 14:01

たつたんさん、サイト、読ませていただきました。
ペアリングとマリアージュは違うというのは初めて知りました。
しかし、自分の中では、疑問が膨らんでしまった気がしてなりません。
口の中で味が混じりあうのがマリアージュ、喉元に別々に運ぶのをペアリングと言うのも、初めて知りました。と言う事は、お供にするのはペアリングなのかな?と薄々感じましたが、如何なものでしょう?
ペアリングもコーヒーに合うと言うのでしょうか?
せっかくご回答頂いたのに重ねて疑問を抱いてしまった事、この場を借りて、お詫びいたします。

たつたん
2025/02/06 20:39

こんばんはcoffeeさん。
知れば知るほど謎や気になる点が増えていく。
学びの楽しさと難しさですね。

私は正直フードペアリングとコーヒーマリアージュはほぼ同義と認識してご紹介しました。雑な認識で申し訳ございません。

あえて言うなら「フードペアリング」はコーヒーに限らず飲食物のペアリング、食べ合わせや相性全般を指す言葉だと考えています。
今回の場合、コーヒー関係のお店や解説で使われているのでコーヒーに特化している話題になっている。と考えています。
「コーヒーマリアージュ」は数ある飲み物のうち、コーヒーに特化した相性についての用語と認識しています。

コーヒー以外のフードペアリングですと、例えばサッポロビールでは、ワインとのフードペアリングを解説しています。
こちらでは特に口内調味に限定しているわけではないようです。
https://www.sapporobeer.jp/wine/beringer/sp/food/

お酒全般と食品とのマリアージュに関しての解説です。
https://washoku-style.jp/archives/1372

フードペアリング全般にご興味があるのなら、こんな本があるそうです。
https://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=43635

そもそも、「ペアリング」は英語、「マリアージュ」は仏語ですので、海外発祥の用語や考え方です。
日本は口内調味の考え方がありますが、他国ではあまり行われないと聞きます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9575ab76bcd77e0934598680487de5bfd183d15

コーヒーに特化したフードペアリングの解説や案内も、店舗毎に違いがあります。

スターバックスが解説するフードペアリングの手順では、コーヒーとフード、単体毎の香りや味を楽しみ、最終的には口内調味に近い形をオススメしています。
https://www.starbucks.co.jp/pairing/coffee.html

タリーズコーヒーは細かな手順は特に記載されていないので、それぞれの風味を別々に味わっても問題ないように読めます。
https://www.tullys.co.jp/quality/coffee_tips/coffee_tips09.html