こんにちは。
コーヒー中に含まれる有機酸類などの成分は、液中でプロトンを放出します。
ヒトの舌の味を感じる細胞が、このプロトンに触れると「酸味」という味が認識されます。
硬水は、カルシウムやマグネシウムのイオンを多く含む水になります。こういったイオンは、有機酸からプロトンが放出されるのを抑えます。
その結果、硬水で抽出した際は軟水の場合と比べて酸味が感じられなくなります。
他にもカルシウム、マグネシウムのイオンが含まれることで厚みが増すように感じられます。
そのため一般的に
軟水で抽出したコーヒーはスッキリとクリアで酸味が感じやすい味わい。
硬水で抽出したコーヒーは厚みがあり、酸味が抑えられ、豆によってはその分苦味がしっかりと感じやすい味わい。
になるとされています。
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投稿を表示こんにちは。
今やコーヒーは世界中で愛飲されていますが、コーヒー文化の古い南米、欧州
がほぼ硬水であることを考えると、硬水で抽出された場合のほうが正統派と言うか、
〈元来のコーヒーの味〉である気もするのですが、どうなんでしょうね?
オーストラリアも硬水ですね、確か。アメリカ合衆国は混在しているようですね。
あと、たとえば「職人の珈琲」ドリップバッグを硬水で飲むと、UCCが想定
しているような苦み・酸味・コクのバランスシート通りにならない気もしますが。