『最高の人生の見つけ方』、私も観ました。いい映画でしたね。。
もうかなり前ですが、
プライベートでインドネシアを旅行した時、
コピ・ルアクを製造・販売しているお店に行って飲みました。
フンコーヒーが珍重されるのは
「動物は熟した実を選んで食べるため、必然的により質の良いコーヒー豆になる」
「腸内で発酵されることで風味が加味される」
などの理論からと言われています。
インドネシアのジャコウネコが有名ですが、
他の国では象、狸、熊、孔雀などのバージョンもあるとか。
写真は旅行中に撮ったもので、
円筒状に固まっているのがフンとして出た、消化されず残った種(=果肉が無くなりパーチメントという殻がついたままのコーヒー豆)、
ざるの上にあるのがそれを洗浄して生豆として精製したもの、
こちらを向いているのがそのお店で飼っていたジャコウネコです。
(とにかく動くので上手く撮れませんでした…)
お味はというと「コピ・ルアクだから美味しい」
…とまでは言い切れないなと思った記憶がありますが、
私が飲んだものはインドネシア産らしくコク深スパイシーな味わいでした。
お土産用の豆も買いましたが高かったですね…(.>ω<.)💦
そしてフンを出したかもしれない張本人を前に飲むのは、
ちょっと複雑な気分でした。
映画のことが出ていたので書かせてもらいます。私が印象に残っているのはかもめ食堂という映画のなかに美味しく珈琲を淹れるためのおまじないの言葉として「コピ・ルアック(ルアク?)」と言うと美味しくなるというシーンです。初めて聞いた言葉なので映画の中で創作したものなのかなと思っていました。後日コピルアクという珈琲豆があることを知りその名前からくるおまじないだったのかなと妙に記憶に残るシーンになりました。私も一度飲んでみたいけれど手に入ったとしてもジャコウネコの体内を通った・・というのが気になり何となく勇気がいる感じがします(笑)